モノプランの防災事業
BCP策定サポート
BCPとは、災害などの緊急事態における企業や組織の事業継続計画(Business Continuity Plan)のことです。あらゆる企業や組織にとって災害などの緊急事態に際し、損害を最小限に抑え、事業の継続や早期復旧を図ることは非常に重要です。
株式会社モノプランでは防災士・デザイナーが在籍していますので、BCP策定のサポートから備蓄品マネジメント、オリジナルの防災マニュアル作成など、企業・組織の防災・減災に係わるサポートを幅広く行っています。
備蓄品マネジメント
地震や台風などの災害は他人事ではなく、誰にでも起こりうるもの。従業員様のいざという時の安全を確保するためにも、企業防災備蓄というご提案です。また、防災グッズは福利厚生や求人対策のひとつとして取り入れている企業もあります。既製品の防災セットを販売するだけではなく、企業形態や地域性などをヒアリングしてオリジナルの防災セットも作成可能です。
また、よく相談される企業さまのお悩みは「管理・保管」についてです。賞味期限・消費期限がバラバラのものだったり、仕入れ先が違ったり、整理されずに保管されていたり、という悩みも多くございます。
備蓄品の管理やマネジメントもアウトソーシングできる仕組みも構築可能です。
オリジナル防災マニュアル作成
従業員の意識と行動レベルを高めます。大切なことは「興味を持って読んでもらう」ことです。 防災や危機管理の基本は会社によって変わることはありませんが、安否確認のルールやシステム、緊急連絡先、BCPの方針などは 各社によって異なるためオリジナルの防災マニュアルの作成を提案します。
危機管理ワークショップ
ハザードマップによる災害図上訓練(DIG)などのワークショップやセミナーを企業のBCP主要担当者に行います。
用意しておきたい防災グッズ
食料・水
必ず備えておきたいものは従業員数×3日分の水・食料です。
飲料水は1人あたり1.5L、飲料目的以外を考慮すると一人1日3Lが目安です。非常食はお水やお湯を注ぐだけで食べられるアルファ米、乾パン、レトルト食品などがおすすめです。
なぜ3日分?災害時の「72時間の壁」
電気・水道・ガスなどのライフラインの復旧や支援物資の到着までには一般的に3日程度かかると言われています。
しかし、被災3日後に完全に復旧、元通りの生活に戻れるものではありません。
平成28年の熊本地震では、電気は約5日後、水道は約3ヶ月半、ガスは約15日間で復旧されています。
災害発生後の3日間(72時間)は自分の力で耐えなくてはならず、「72時間の壁」とは人命救助のタイムリミットのことで、一般的に被災後の3日を過ぎると生存率が著しく低下すると言われています。
国土交通省近畿地方整備局の阪神・淡路大震災の死因や生存率をまとめた「死者を減らすために」のデータによると、震災当日の1月17日の救出率は74.9%でしたが、2日目は24.2%、3日目は15.1%、4日目は5.4%、5日目は4.8%と救出率は大きく低下しています。
3日間は「自助」を優先して備える必要があります。
ラジオなどの情報を入手するグッズ
非常時には情報を入手することがとても重要です。手回し発電式なら、電池切れの心配をしなくて良いため役立ちます。また、LEDライトが付いていたりスマホの充電ができる多機能の防災ラジオがおすすめです。
自分の位置を知らせるホイッスル
防災ホイッスルは、暗いところや見通しの悪いところでも、自分がいる場所を音で知らせることができます。災害などの緊急時にそなえて日頃から身につけておいたり、会社のデスクや車にも備えておきたいアイテムです。
防寒・防風アルミシート
天候の急変などの非常時に雨・風や気温の変化から身を守るための軽量緊急用シートです。軽量コンパクトなアルミ蒸着ポリエステル製の緊急用シートです。体をくるむと保温・断熱効果があり、防風・防水効果も兼ね備えているので体温の低下を防止します。防災用品の必需品です。
バール・ジャッキ・のこぎりなどの工具
災害救助作業時の3種の神器と呼ばれているバール・ジャッキ・のこぎり。災害時に避難する時、救助する時、人の手ではどうにもならない物がでてきます。地震や洪水が発生し、ロッカーや柱などが倒れて、避難の妨げになることが考えられます。小さな力でも大きな力を働かせられる工具は、非常時に有効です。
事例紹介
自動車メーカーの御成約特典、オリジナル車載レスキューキット
自動車メーカー様からのご依頼で、御成約特典としてオリジナルの車載レスキューセットをご提案しました。
名入れをしたリュックに、ブースターケーブル・けん引ベルトなどの自動車用の装備を組み、水や食料、LEDライト、軍手、簡易トイレ、アルミシートなどをセット組しました。防災グッズ、と聞くと天変地異の災害を想像してしまいがちですが、普段の生活の中でも、いざという時のために備えておく事はとても大切です。